対高野五段戦
カテゴリ: 対局


9月1日(火)のC級1組順位戦、5回戦高野五段戦を、


図面を使って簡単に振り返ります。




私の後手で四手目△5四歩からゴキゲン中飛車。


対して先手は将棋世界九月号でも紹介(三浦先生の講座です)


されている、▲3七銀型~▲4六銀の将棋になりました。


私も△5三銀~△4四銀と銀で対抗して第1図。



高野戦1



この形は先手が仕掛ける形を色々と工夫できるので、


指してくる人が多いのだと思います。


対ゴキゲンの流行形でもあり、最近のテーマの一つです。



高野戦2



数手進み、▲2四歩~▲3七桂~▲4五桂と仕掛けて来ました。


▲2四歩と先に突き捨てを入れたのが高野五段の工夫で、


将来的に△1五角(ゆうれい角)を消している意味があります。



図から△2二角と引くと▲2四飛△3二金▲2三歩で後手まずいので、


実戦は△4二角と引き、以下▲5五銀左△同銀▲同銀と進みました。


以下後手も、△3三桂~△6五銀と反撃して第3図。



高野戦3



△33桂~△65銀とカウンターを狙うのが一つの形で、


玉頭方面にもたれておいて、形勢もまずまずかと思っていました。



ただ、図から△9五歩▲同歩△9七歩と攻めたのはさすがにやりすぎで、


そこで自然に▲6六銀(好手)と引かれて後手困りました。


予定の△7六銀には▲7七歩△8五銀▲9七角と捌かれてしまいます。



戻って第3図では、△3五同歩か△7六銀と取っておいて、


いい勝負だったと思います。△9五歩が形だと思ったのですが、


この場合はいけませんね。 絶対にまねしないで下さい(汗)


(ちなみに私も、自ら端を攻めるのは珍しいです




以下攻めたはずの端を逆用されてしまい、苦しくしてしまいました。


難しい局面が続き、終盤戦へ。今▲5二銀と打ち込まれた局面です。



高野戦4



飛を逃げるのでは玉が狭くなりダメなので、実戦は△同飛。


以下▲6一銀には△5一銀と受けてピッタリ受かっています。


対局中は難解と思っていましたが、少し後手が勝ちやすいようです。



実戦は△5二同飛に▲4一銀(これも嫌でした)と打って来ましたが、


△5四飛▲3二銀不成(成なら△6四角)の瞬間があまいので、


△7七桂打と反撃して勝ちになりました。


最後は自分にしては珍しく、キレイに詰ますことが出来ました。



この形は比較的研究していたはずでしたが、


研究と実戦は当たり前とはいえ違うものですね 深さを感じました。





これで順位戦は五連勝となりました


次局から後半戦ですが、この調子でと願うばかりです。





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編集 / 2009.09.02 / コメント: 5 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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プロフィール

 七段 戸辺誠

Author: 七段 戸辺誠
S61年8月生まれ、29才、O型
竜王戦は4組、順位戦はB級2組所属
振り飛車党+左利きの将棋棋士です


<自由が丘・将棋教室> 

※ 2009年1月より、自由が丘にて将棋教室を開講。近所にお住まいの子供、将棋を始めたい&強くなりたい女性、お気軽にご相談下さい。
   
<お問い合わせ先> 
「tobe_school@yahoo.co.jp」

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